日本食に近い、インドネシア料理を求めて
2018年5月11日
こんにちは!バリ倶楽部ゲストライターのしおり@Shiori02052です!
インドネシア料理はめちゃくちゃ美味しい!日本でも食べたいくらい!
と、バリに住む前は思っていた私ですが、今の心境を率直にお伝えすると、「日本食が世界一美味しい」。
以上です。
もちろんバリでも日本食は食べられますが、良いお値段なのでそんなに頻繁に食べるわけにもいかず・・・。
そんなこんなで私は、「日本食に近いインドネシア料理」を探して食べることにしました。
というわけで、誰も興味ないかもしれませんが、誰かの後学ために、今日は「日本食に近いインドネシア料理」をご紹介しましょう!!!
Sate・Padang
「何が食べたい?」と毎日毎食、インドネシア人の友達に聞かれるたびに、「日本食」と答えたいのを必死に我慢して、「何か美味しいもの」という性格の悪い返事ばかりしている私・・・。
友達はそんな私のことを一ミリも責めず、「その気持ち分かるー!」と、自動的にみんなが食べたいお店に連れて行ってくれます。
もし私が「ナシゴレンが食べたい!」と言っても、自動的にみんなが食べたい別のお店に連れて行かれちゃうんで、怖い話ですよね。
でも、そのおかげでサテ・パダンに出会えました!!!
これが出てきたときは、「え・・・見た目・・・」と若干怖じ気づきましたが、覚悟を決めて一口食べてみたら・・・
これは!!!
下北沢にある隠れ家風カフェが頑張って異国感を出そうとして、試行錯誤を経てやっと生み出したけれど、一歩間違えば小学校の給食の味になりかねなかった、カレーの味!!!
ということで、日本食に近いインドネシア料理認定〜。
ソースで全く見えませんが、下には牛肉のサテともち米(みたいな食べ物)が隠れています!
辛くなくて食べやすいので、辛いのが苦手な人にもおすすめです!
Mie Hijau
日本でもあんまり麺類は好きじゃない私ですが、なんだか最近、無性にそうめんが恋しい・・・。
ただただつるつるとした、あの細くて白くてつややかな麺が食べたくてたまらない。
そんな思いで胸を焦がしながら、仕方なく近所で美味しいと評判のMie Ayamのお店を訪れました。
メニューをぱらぱらめくっていたら、Mie Hijau(緑の麺)という見慣れない名前が。
一緒に行った友達に「これ何?」と聞くと、「緑の麺だよ」とメニューから得られる情報と全く同じ情報量の返事が返ってきたので、頼む事にしました。
出てきたのがこちら!
まずは付け合わせのスープをかけずに、麺だけを恐る恐る口に運んでみます。
うっすらごま油のような味付けがついている、気がする、けれど確信が持てない・・・。
でも何か味付けがついていることはたしかです。
そして、これだけでも十分に美味しい!!!
喉越しがそうめんと完全一致!!!
付け合わせのスープをかけたら、まさにこれはまごう事なき、にゅうめん!
ということで、日本食に近いインドネシア料理認定〜。
が、しかし、お店によっておそらく麺の太さや喉越しは異なるので、インドネシアにある全てのMie Hijauがにゅうめんの親戚であることはお約束できかねます。
Siomay
Siomay、これはすなわちシュウマイのことです。
シュウマイはそもそも日本食ではなく、中華料理じゃないか!
という声が聞こえてきそうですね。
そうです、シュウマイは日本食ではなく中華料理です。
ただインドネシアのシュウマイは、お願いすれば付け合わせに温野菜、ゆで卵、豆腐を付けてくれます。
そしてその上に、たっぷり濃厚なピーナッツソースをかけてくれるんです。
この濃厚なピーナッツソースをかけた豆腐が、日本食の田楽に似ている!という話がしたいんです!!!
さて、そのSiomayの写真がこちら。
そもそも田楽の豆腐は焼かれているのでは?!蒸し豆腐ではないのでは?!という素朴な疑問を、私も抱かないこともないです。
が、日本食が恋しい私としては、これはもはや田楽の親戚。
というわけで、こちらも無事に日本食に近いインドネシア料理認定〜。
めでたし。
それでもインドネシア料理が好き
日本食が恋しい!日本食が食べたい!、と散々言ってきましたが、結局ナシゴレンとかナシチャンプルを食べながら、「あーすごく美味しい。これ、日本でも食べたいなあ」と思ってしまいます。
インドネシア料理が大好きなことを、認めざるを得ない、です!
日本食に近いインドネシア料理を探し求めながら、結局、インドネシア料理の幅広さと奥深さに気づかされただけでした。
「しおりが食べたことのあるインドネシア料理はまだほんの一部。もっともっと、いろんなものを食べてから、日本食とインドネシア料理、どっちが好きな決めなさい!」
という厳しい言葉をインドネシアの友達からも散々言われているので、食わず嫌いせず、これからもどんどん食べていこうと思います。
もちろん、インドネシアの魅力は食文化だけではありません!
他にもいろんな魅力がたくさんあるので、バリ倶楽部のツアーにご参加いただき、インドネシアの魅力に触れてください。
お客様からのメッセージ